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地元新聞の広告に明記する程、弊所は建設業許可や経審ばかり扱っております。ほか補助金申請や車庫証明、風営法関係を嗜みの様に扱っておりますが、同時にエコアクション21の審査員も兼任しており、月1~2回程度現地審査に行くことがありまして、今日はエコアクション21のことを少々書いてみます。

今後認証を受ける方の参考になれば…と、言いましても守秘義務もあり、個別具体的なことは書けません。審査流れや感じたことなど、当たり障り無さそうな話です。それでもご覧になった方の参考になれば幸いです。

現地審査はただ行って見るだけではありません。大抵朝9時からの審査ですので、前日までに各種書類を用意し、見るポイントを自分の中である程度整理する等、事前準備に力を入れます。

審査は事前のスケジュールに沿って行い、どの審査員も大体似た様な流れですが、審査で見る「ポイント」は、各審査員のクセが出やすいと感じています。私のような行政書士資格での審査員ですと、産廃の契約書をしっかり交わしているか等、法令関係に注意が行きやすく、オブザーバーで御一緒した審査員は、内部でのコミュニケーションがしっかり取れているか、エコアクション21の取組について、従業員が自身の役割を正しく理解しているか、といった部分を注視し、またある審査員は工程の無駄が無いかを工場の方と話し合ったりと、審査員の過去の経験などから、丁寧に見るポイントが違います。

一人の審査員は1つの組織を最長4年(4回)見ることができます。そのため、新規の組織を除き、私の審査はベテラン審査員の後任となるケースしか無く、毎回前任と比較されている緊張感に包まれながら審査をしております。

ここまで書きながら、もう少し踏み込んだ話を書いてみようかと悩んでいるのですが、なかなか表現が難しい点もあり、今回はこの辺で終わりにしようと思いつつ、最後に今後取得を目指す組織の方、ご担当の方にアドバイスを一つ。

環境負荷を下げる取り組みは、各組織によって違いがあって当然ですし、他社と取組内容が違っても大丈夫です。取り組んだ内容を記録し、見直し、改善点があれば改善すれば良く、目標達成できなくても原因を把握し、対応すれば良いだけです。また、法令関係も記録や関係書類を整理しておけば大丈夫ですし、エコアクション21の要求事項はそれほどハードルの高いものではありません。

・・・あくまでも私の主観ですので感じ方には個人差があるでしょうけれど、やってみようか悩んでいらっしゃるようでしたら、試しに一部取り組んでみるのも良いかもしれません。節電一つでも経費削減に繋がります。難しく考えず、「やるか、すぐやるか。」でよろしいかと。

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